2010年9月26日日曜日

モデリング途中

楽に行けるかと思ったら、建物の数が多いため結構大変。



途中の入力状況



Cinque_terre_progress



地形を修正しながら建物を入力していくことになりそう。



2010年9月24日金曜日

CINQUE TERRE

CINQUE TERRE-地中海 リグーリア海に面した北イタリアの西海岸にある世界遺産。5つの土地という意味だそうだ。リオマッジョーレ・マナローラ・コルニリア・ベルナッツア・モンテロッソアルマーレの5つの漁村の総称。



そのうちのマナローラをGOOGLE MAPで上空から見ると



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航空写真ではよくわからないが、



GOOGLE MAP上の写真を拾ってみると



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2_2



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美しい。パステルカラーに彩色されたイタリアらしい民家の集合が、ほとんど断崖といっていいほどの急斜面に沿って密集している。



5つの町の中でマナローラが一番好きだ。理由は他の町に比べて、北側斜面に建物が密集しており、建物外壁は日向の部分と日陰の部分の対比が大きく、また斜面に沿って比較的小型の建物が配置されているが、斜面にきれいに配置されることで、ダイナミックさが感じられるためだ。(実際に行ったことがなので写真を見ての感想であるが)



この町をモデリングしてみる。



そのためには、地形と建物の位置が必要になる。上の写真のうち5枚を使って写真測量を行うことにした。



Imagemodel



写真上のポイントを写真ごとにプロットし同じポイントの位置の違いから写したカメラの位置を割り出し、必要な距離を、GOOGLE MAPなどで分かっているポイント間の距離から割り出す。
写真から割り出した代表的な建物位置は



Model1



こんな感じ、だがこのままでは垂直も出てないし誤差が多い。



地形のほうは等高線をトレースし、



Air_toukousen



これに3次元情報を与えると、



Chikei_3d_aisome



こうなるが、まだまだ修正が必要。



以下次回      



2010年9月14日火曜日

呉羽の舎の平面図

前回から時間が経ってしまった。居間で庇の効果を検証した呉羽の舎のプランをブログに載せようと思い、木造の詳細3の出版元である彰国社に掲載許可を求めたが、著作権は白井晟一建築研究所が持っているとの事だった。白井晟一建築研究所へ連絡したところ、個人住宅なので許可出来ないとの事だった。当然である。




と言う事でこのテーマは打ち切り。


2010年9月13日月曜日

RUGコンテスト

8月締め切りの表記コンテストに応募した。応募資格はRUGの会員であることだけだ。ホームページから登録するだけで誰でも会員になれる。



RUGというのは、Revit User Group の略で、ホームページには、“Autodesk Revitユーザの相互の交流や、Autodesk社への要求を提言する活動などを通じてRevitをより使いやすくするとともに、建築情報を一元的に蓄積し、流通・活用するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の考え方に基づいた、新しい設計業務のあり方を追求するためのRevit公式ユーザ会です。”とある。



Revitを使ったパース部門と、Revitで使うファミリ部門(BIMの部品みたいなものでパラメータを設定することで変形や応用が可能)とがあった。優秀賞はラスベガスで行われるAU(オートデスク主催の製品紹介を兼ねた研修会みたいなもの)への招待や、HPのモバイルがある。



コンテストのために作るのは時間がなかったので、今までこのブログで作成してきたものをそのまま応募してみた。(いや、1点は遊びで半日で作ったアイデア勝負のファミリ)



結果は、優秀賞ではなかったが、4点応募して3点入賞だった。



1.浄土再現



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2.2重螺旋の博物館



2web



3.モジュールや階高に追従する対角に拘束されたカーテンウォールマリオン



1



の3点である。



3番目のは、パースではなくこのパースに表現された対角線状に配置されたファミリである。これが階の高さや平面上の割り付けによって基準線に自動的に追従し、いちいち角度を計算して配置する必要をなくしたものだ。



1.の浄土再現は、このホームページにある一日の変化のアニメーションで応募したつもりなのだが、パースのコンテストということで一枚参考に付けた静止画で判断されたようだ。



講評を聞きに行ったが、この静止画の色が悪かったみたいだ。審査委員長は建築パースのプロで、日本レンダラーズ協会の会長さんだったが、もう少し色の具合が良ければみたいなことをおっしゃっていた。



実は、会場に行ったときに、応募案が印刷されて展示されていたが、自分で自分の作品を見ても白茶けて何だこれはと思った。そういえば、レンダリングしてテスト印刷もしないまま参考に付けたが、自分としては一番きれいな時刻をレンダリングしたつもりが印刷するとそうでもなかったみたいだ。印刷されていたのは、下の絵のような感じ。



Zyoudodoweb_2   



今度から印刷されて審査されることを頭に入れておこう。それともう一つ、ガンマ値というのがある。(ウィンドウズでは標準が2.2、マックは1.8)レンダリングソフトの出力も異なるし、ディスプレーの色合いも違ってくる。



さっそくeye-one display2という、ディスプレーをきゃりぶレーションできる機械をヤフオクで安く買って、今作業しているモニターをきゃりぶレーションしてみたところ、全く色合いが違って見える。キャリブレーション前のモニターで見た色が正しいと信じて、印刷テストもせずデータを出したのだからおかしくなるのが当然と言えば当然である。



まずここから気をつける必要があるみたいだ。3DCGを扱っていてこんな初歩的なことで失敗するとはまだまだですな。