2010年12月29日水曜日

明日から冬休み

12月29日から1月4日まで会社は休み。実家の大阪に帰るついでに京都に寄ってこようと思っている。行きたいのは、



伏見稲荷



銀閣寺



円通寺



正伝寺



の4か所。



伏見稲荷は、言わずと知れた千本稲荷



銀閣寺は、アプローチの銀閣寺垣(塀)



円通寺と正伝寺は比叡山の借景(角度がかなり違う)を改めて見て来たい。



と思って、天気を気にしながら支度していたが急に熱が出てきた。会社が休みだと身体の具合が悪くなるというおかしな性を持ってるみたい。明日の朝は6時11分小田原発の光だから4時半起きだというのに。



どうなる事やら。



田植え(棚田)

田植え時期の景観のつもりで作成したが、苗が、植えたつもりが、一旦そのグループを終了すると消えてしまう。結果最後のグループしかレンダリングされないので、歯抜けの田んぼになってしまう。グループごとの植物の数は今のところ変更できないし、幾つかグループを増やすしかないが、これでは鬼ごっこしてるみたい。使い方が悪いのか?ソフトのバグか?itoo何とかしてくれ!



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陸から海を見たところ。逆光でなかなかいい具合だが、稲が宙に浮いてたりしてるし、



休耕して雑草が生えてるみたいにも見える。



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2010年12月27日月曜日

モンサンミッシェル

次のテーマとして、フランスのモンサンミッシェルの資料集めをしている。



海に浮かぶ修道院として、その湾と一緒に世界遺産登録されている。



現在は、島に堤防道路がつながり、このおかげで潮の流れが変わり、湾の水深が浅くなり陸続きみたいになっているため、今後10年かけて堤防道路を取り壊し、潮の流れを阻害しない橋に架け替え、当初の景観を取り戻すプロジェクトが始動している。



これ、今回拡張された羽田空港の国際線滑走路も東京湾に流れ込む川を堰き止めないように、滑走路の半分が桟橋構造になっているが、モンサンミッシェルの教訓を生かしたものだろうか?



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棚田 別アングル 途中

itooのforestpackを使ってみた。TBS digicon 6の副賞で貰ったソフトだ。



樹木が2Dデータになっており、カメラ位置に合わせて自動で2Dのフェースをカメラ方向にむけてくれるすぐれものだが、なかなか使いこなせない。



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少し手を加えると面白い絵になりそうだ。もう少し研究してみることにする。



2010年12月25日土曜日

SUPACE BATLESHIP YAMATO その2

映画を見た。感動した。ストーリーが良いとか、演技が上手いとかではなく、懐かしかったからだと思う。一方映画で使われているCGは凄いの一言だ。日本のSFX映画であそこまで拘ったのは今まで無かったと思う。これだけでも見る価値大である。


映画の企画という意味では、ヤマトが懐かしい世代にもうけ、尚且つハリウッドの最新VFXを見なれた世代を飽きさせない魅力を兼ね備えている。というかこれが狙いだったかもしれない。興業収入は思ったほど伸びていないみたいだけど、どちらも大好き人間の僕にはたまらない映画だ。


強いて言うなら、古代進役はいまいちだったのと、原作では救護員のはずの森雪(黒木メイサ)が、ブラックタイガー戦闘機のパイロットに変化していた。??? パンフを見てヤマトの全長が534.02mとあるが、実際の大和は260m程度である。とすれば大和発進の時、古い大和の殻を破って登場するヤマトでは辻褄が合わない気がするが?それにしては小数点2ケタまでの数字だからそこは何か理屈があるのだろう。それと、主砲の回転速度が速すぎるのも気になる。今あげた事項は僕にとってそれは無いでしょうって感じだ。


でも許せる。許せないのは、映画のエンドロールで松本零士の名前を探したが無かった。パンフレットを買って確認したがやっぱり無い。どうしてだろう?


原作は西崎某になっていた。最初の構想は確かに西崎という人のものの様だ。しかし、途中から松本も加わり、キャラクターデザインなど肉付けを行っている。


地球防衛軍が宇宙の辺境まで放射能除去装置を取りに行くなんてストーリーだけではその辺に転がっているつまらない映画にしかならなかったはずだ。宇宙戦艦は海底に沈んでいる大和を再生するという発想と、ガミラスやイスカンダル、スターシアなんてネーミングが醸し出すロマンティックな雰囲気も松本零士に拠るものだということは明白なのにである。


ところで、NHKの坂の上の雲は先週 日露戦争突入まで行った。連合艦隊司令長官に東郷平八郎、その作戦参謀に秋山真之が決まったが、今年中に日本海海戦までいくのだろうか?


3年に渡るドラマの2年目だからクライマックスは来年かな?


ところで、連合艦隊ってどういう意味なんだろう?という疑問がわく。調べると、


日本海軍の艦隊は、戦艦は戦艦でまとめる。で艦隊を作る。駆逐艦は駆逐艦で艦隊を作る。空母は空母だけで艦隊を作るということになっており、其々艦隊司令が居る。たとえば、第二次大戦の第一航空艦隊は空母機動部隊として航空母艦だけで組織され、その司令官は南雲忠一中将だが、連合艦隊司令長官は、山本五十六という様に。


これは現在の企業組織が、プロジェクト毎に組織されておらず、年功序列のピラミッド構造が崩壊しつつ、これを守るために頭でっかちな組織を細分化する必要と、その細分化された組織には其々の長をおく必要から、何々事業本部ー何々事業部ー何々部なんて重層構造が出来上がっている。風通しが悪く横のつながりが低い構造だ。これが連合艦隊の実態かもしれない。




話は逸れに逸れるが、現在のアメリカの艦隊運用は、航空母艦一隻に対しミサイル巡洋艦(イージス艦)やミサイル駆逐艦を十数隻ひきつれて艦隊を構成している。航空打撃と防空能力の両方を併せ持った運用になっている。日本海軍の航空艦隊は航空母艦だけで組織され防空能力はほとんどなかったことと比べると、ピラミッド構造とプロジェクト構造の組織の差がわかる気がする。




日露戦争の日本海海戦では、第二戦隊が、第一戦隊が追うバルチック艦隊旗艦の舵の故障を見抜き東郷の命令に反して艦隊を離脱しバルチック艦隊を追う事で全滅と言う奇跡的な戦果をあげたが普通はこうはならない。上司の言う通り行動し責任の所在もはっきりしないまま時間だけが過ぎ去って行くパターンが一般的だ。


しかし、日本海海戦の様に重層構造でもその指揮官が真に優秀で独自判断ができれば成果をあげる事はできる可能性はある。結局指揮官の能力次第という事か。


いや、ちょっと違う。当時の連合艦隊司令長官は第二次大戦の始めまで艦隊旗艦に乗艦し、現地(現場)の最前部で指揮していた。現場の指揮官でプロジェクトチームのリーダーだった。ところが、第二次大戦中盤から終盤にかけては、旗艦はもっとも被害の少ない最後尾を走る様になり、やがては内地で指揮を取る様になった。これでは現場の事は全くわからない。
元々、日露戦争で連合艦隊司令長官に東郷平八郎を指名したのは海軍軍令部長である山本権兵衛だが、理由は上司の命令に良く従う事だった。遠く離れた海上で絶対的権力を握る事になる連合艦隊司令長官は自分のいう事を聞く必要があったのだろう。果たして日本海海戦の結果、上にはまだ海軍軍令部長、海軍大臣といるにもかかわらず、その名声は日本国民にとって最上級のものとなった。海軍の中で、かつては現場の指揮官だったはずの連合艦隊司令長官を頂点とするピラミッド構造が段々と出来上っていった結果、縦割りで風通しの悪い組織がその後の日本の組織の原型になって行ったのかもしれない。

2010年12月14日火曜日

棚田 夏の夕方

太陽位置の変更を行った。



棚田の水面の設定が少しおかしいが、なんとなく雰囲気が出てきた。



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2010年12月13日月曜日

2010年12月11日土曜日

TBS digicon 6 autodesk visualization contest 2010

2008年までautodesk社が単独で行っていた表記コンテストだが、今年から(去年は無かった) TBS digicon 6 の企業コラボコンテストとしておこなわれた。


マナローラのCGを応募したところ奨励賞に入選した


160以上の応募で入賞するのは9点だからびっくりである。


12月5日表彰式があったので行ってきた。




表彰式の会場がある赤坂サカス




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表彰式があったギャラリー




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表彰式風景


会場の周りに作品が展示されている




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今までは、ユーザーの投票で賞が決められていたが、今年は審査員による審査で決められた。結果、CG技術だけでなく他の要素も審査対象になった様だ。




自分では、去年のイタリアへの家族旅行で、家族全員の猛反対で却下された場所、マナローラにもし行っていたら




一日中この場所から眺めていたい!




写真を撮るならこんなアングルで!




画面左上のぶどうの葉っぱに、名産のシャケトラワインを飲んで見たかった!




という思いをこの2枚に詰め込んだつもりだ。


審査員に伝わったかどうか?




プロのCG屋の作品に混じって素人らしさがかえって目立ったのかもしれない。


11月10日締め切りだったが、提出サイズが4000×4000pixel以内と大きく、いつも出力しているweb用の500pixelとはけた違いにレンダリングに時間がかかった。夜景は丸3日かかってテストレンダリングを提出するハメになった。


昼景でも丸一日かかったが、光源が太陽光ひとつなので1/3の時間で済んだ。


ライトの数による計算時間の違いにびっくりだった。




受賞作品は下記






2010年12月1日水曜日

棚田 途中経過その1

前回の棚田の輪郭をデータ化したものを3D化した。



Rittaiplan



立体化したものに高さ情報を与えると



Rittaiaisome



この段階で、一度カメラテスト



こちらの設定は12月の12時



Hiru



こちらは12月の16時



Yuuhi



実際の写真と比べてみる



Hamanoura_sankou



撮影場所がはっきりしないため比較ができない。どうも見ている場所が違うようだ。