2011年6月26日日曜日

ダラス美術館

1989年に訪れたテキサス その州都であるダラスのダウンタウン ヒストリックディストリクトから少し北に上がったところに建設された美術館。1974年竣工で設計はララビー・バーンズ



訪れた当時は、かなりストイックな雰囲気の美術館で自分の趣向に合ってると感じた、もっとも平日の昼間ということもあり訪問者が少なかったせいでそう感じたのかもしれない。



1989年当時の写真



銀円カメラ撮影のものをデジタイズしたもの。



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1991年から、同じ設計者であるバーンズによって増築がなされているが、これをgoogleのストリートビューで見るとかなり雰囲気が変わって、ストイックからポップに変化してると感じた。



現在のエントランス いろんなものがごてごてくっついて建物のよさが損なわれている?



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裏口周り 1989年より敷地が減少してるのかな?



こちらも、彫刻は良いとして サインはどうにも建物に合ってない気がする



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ついでに その他の建物



ダラスでまず思い起こされるのはJFKの暗殺
ヒストリックディストリクトにある教科書倉庫やデイリープラザは当時そのままに残っている。
JFK追悼のサンクスギビングプラザ(フィリップジョンソン設計)



航空写真(google map)



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写真の影の中に先端部分だけ光を受けて光ってる建物



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内部写真



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フォートワース



ダラスのシェラトンに宿泊しレンタカーを借りて一日がかりでキンベル美術館を見に行った。(カテゴリーのキンベル美術館 参照)



レンタカーはちょっと贅沢しようと大きなアメ車のつもりで、高級車といって借りたら日本車のカムリで残念だったことを覚えてる。



ダウンタウンのウォータープラザ(google map)



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上から見ると面白いが、実際行ってみると人間のスケールからは外れていて、大雑把な印象
日本では、公園にこんな施設は危険でとても作れないという印象を受けた。(設計はこれもフィリップジョンソン)



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サンダーバーズ

少し前からテレビコマーシャルやっている、“ジェリーアンダーソン SF特撮DVDコレクション”



の1巻目を買ってしまった。デイアゴスティーニの戦略にまた嵌ってしまった。



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サンダーバーズ・謎の円盤UFO・スティングレイ・キャプテンスカーレット・ジョー90



のDVDコレクション



特にサンダーバーズ(国際救助隊)は10歳のころのNHKのテレビ番組で毎週欠かさず見ていた。また、近頃食玩で発売されたものはかなりコレクションを持っている。



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映画でリメイクされたサンダーバーズ オリジナルのほうが新しさを感じちゃう。



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さておき 中を見るとこんな記事が



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コンプリートすると2号のモデルがもらえるとの事。



これじゃ定期購読するしか選択肢はない。またまた、嵌ってしまった。



しかし、54号までとなると総額8万円強の値段になる。ちょっと高いか?いや、そうでもないか?



こんな企画買うのは僕らの年代だけだろうと思う。若い人より金持ってるということか?



ディアゴスティニ恐るべし。



最初に“また”と書いたのは、定期購読2回目だからである。1回目はエンツォフェラーリ







2011年6月22日水曜日

夕日のモンサンミッシェル

夏の夕刻



真東より北に沈む太陽に照らされた時刻を設定したが、雲が夏ではなく秋の雲になってるかもしれない。



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2011年6月12日日曜日

写真から3次元形状を作成するプログラム

写真から3次元形状を作成するプログラムを作っています。というコメントを SolidFromPhoto様からいただいた。



URLは
http://www3.plala.or.jp/SolidFromPhoto



詳しく見てないが、なかなか優れもののプログラムのようだ。



今は、autodeskのimagemodeler2009を使っているが、写真同士のキャリブレーションが必要でなかなかボリュームの設定まで苦労する。ここがこのソフトは必要ないらしい。



次回はフェルメールが、カメラを使って作品の下絵をトレースしていた疑惑があるが、それをフェルメールの絵から逆に、どんなアトリエでトレース装置を使って描いたかまたは、トレースしていないのかを絵を元に3D空間を再現することで検証してみようと思っていたところだ。



(この場合は1点透視の画像一枚から3D空間を再現しなければならないので、このソフトが対応できるかどうかは調べてないので、ちょっと細工が必要かもしれない)



少し研究してみたい。



大気と水の存在(モンサンミッシェル)

霞、靄、霧、雲(かすみ、もや、きり、くも)などいろんな呼び方があるが(気象学の方面ではちゃんとした定義があるのかもそれないが)、根本の原因は地球上に大気と水が存在するからであろう。



距離が遠くなるにつれて、あいまいになりかすんでくるが、CGではなかなか表現するのは難しいが、フランス製のVUEというソフトはうまく表現してくれる。反面細かなテクスチュアを設定することができない。



デフォルトの大気設定でレンダリングすると、方位は現実とは異なりほぼ北へ太陽が沈む事になる(下記の航空写真(上が北)参照)googlemapより



いくら北緯が高いノルマンディ地方の湾の中にあるとはいえ、真夏でもこんなに北へは太陽は沈まない、でも、なかなかかっこいい。



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全景(かなりかすんでいる)



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右のガブリエル塔付近の拡大と帆船



この帆船は、自分のイメージからすると中世のガレー船、ディズニーのパイレーツ オブ カリビアンに出てくるブラックパール号がぴったりだが、まさかノルマンディの海にカリブ海の船はおかしいかもということで、現代の帆船をおいてみた。



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屋外LED照明デザインコンテスト「庭のあかり大賞」

大手町・丸の内・有楽町エリアをイメージした屋外用LED照明デザインの一般公募/審査/表彰。



1時審査の発表があり選外。今年度4連敗目。



2次審査は6月14日から一般公開されるとの事。



テーマ 四季



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以下 応募案につけた文章



コンセプト



四季が豊かな日本にあって、コンクリートと鉄とガラスで囲まれた大都市部では季節感が失われつつある。本来春は、桜が咲き、桜吹雪が舞う。夏は緑豊かな草原が広がり湿地の藪には蛍が飛ぶ。また、豊かな紅葉と釣瓶落としの夕暮れで秋を感じ、降り始めた雪を踏みしめながら高木や植栽に積もった雪景色で冬の到来を感じる。この日本特有の四季は本来東京の都心でも感じられたものだが、温暖化の影響もありほとんど一年中同じ景色を眺めることを余儀なくさせられている。この自然を都心で取り戻す事をコンセプトとした。



デザインポイント
演色性が優れた多色のLEDを組み合わせ、街路樹・植え込み・ビル外壁の低層部に設置するとともに、歩道の平板ブロックに埋め込み季節によって色を選択することで四季を表現する。LEDは、赤色・白色を桜の花びら型に配置したものと白色・青色・赤色・黄色を一つの照明に配置したものを1セットとし、ゆっくりした点滅を加えることで、動きのある桜吹雪、蛍の光や雪の反射をも表現できるようにする。広大な大丸有の広場や通り毎に特色を持たせるため、桜広場や蛍の緑地などネーミングを行い照明配置にバリエーションを持たせることで、大丸有の中に回遊性を生むきっかけになることも意図する。



審査基準表及び自己チェックシート



①芸術性
多種多様な形態の広場・歩道・高木・植栽の形態に影響されず自由な形に配置できるし、点滅制御を行うことで変化や動きを表現でき単なる照明の枠を超えその場所の季節ごとの環境を整えられる。



②物語性
都心部において日本の四季の変化を復活させ、日本人が持つ心象風景を再現できる。



③参加性・対話性
夜桜見物・蛍が飛ぶ夏祭り・紅葉狩り・雪見の会など季節ごとにイベントを開催し、屋台や仮設ステージと共同で、地域振興を図ることができる。



④ハードウェアの技術性
新しく技術開発を行うのではなく、既存の照明器具の応用で実現できる。床面照明は、実績のあるLED点字ブロックを応用した照明。また、高木や植栽の照明については、クリスマスデコレーション用LEDなどの技術を応用する。



⑤ソフトウェアの技術性
時間帯・場所・季節によって色彩を変化させることが可能であるし、設定を変更することで、同じ場所で違う雰囲気の照明環境を再現することができるため、飽きが来ない様に季節ごとに変化を与えることができる。



⑥維持管理性(保守・安全・経済性)
屋外利用は既存技術で実証されているため問題ない。LED自体が高耐候・高耐久性がある。器具自体単純な構造であり、メンテナンスが容易。







ココチホテル客室アイデアコンペ

表記結果発表は下記



http://www.a-quad.jp/02/cocochee/index.html



6月10日発売のカーサブルータスにも結果は載るそうだ。



入賞作品を見るとなるほどと思ってしまう。これで、3連敗



自分の応募案(選外)



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和風モダンな客室



日本人が寛げる空間、それは古くから慣れ親しんだ和の空間。しかし、和にも侘びや寂びの数寄屋から絢爛たる書院作りまでいろいろある。その中で安らぎのある和風とは、日本人の心象風景として谷崎純一郎の随筆“陰翳礼賛”にも出てくる陰影を演出した闇のある空間だと思う。座敷わらしが棲む曲がり屋など古くから親しまれてきた空間には必ず闇がある。闇のある空間こそ宿泊する人に安らぎと心地よさを提供できる。
また、寛ぐためには空間のゆったり感が必要であり、狭い空間にゆったり感を出すための工夫が必要になる。
以上の理由から、まず部屋全体が均一照度にならないように、照明は天井に設置せず、スタンドタイプの行燈と枕元の有明行燈のみとすることで明るさに斑を創り出しそれによって生まれる闇で奥行きや広がりを感じられるように演出する。
第二に、椅子が中心の洋風空間では2100mmの天井は低く安らぐことはできないが、もともと和空間は低い天井ながら、畳に座ることで視線を低くし実際より天井を高く感じさせる効果がある。また、畳はベッド以外で寝っ転がってくつろぐことができ、この自由さも心地よさを提供する。
その他、ベッドは低く抑えた木製とし和風らしく布団を敷くことで寝たときも空間の広さを感じるようにし、ヘッドボードは赤の漆塗りでその背景の淡い黄色と青の市松模様をベースに桜の花を障壁画のように描いた壁と合わさって落着きの中に華やかさをもたらす。ベッドサイドの文机と窓の障子も和風との調和を図る。





2011年6月11日土曜日

FUJITSU DESIGN AWARD 2011

表記に応募した(しようとしたができなかった)。期限最終日に応募案をアップロードしようとしたがエラーでできなかった。残念。で、せめてここで公開しようと思う。



コンペの概要
募集内容: 2013年のノートパソコンのデザインを考える“LIFEBOOK部門”と、10年後の未来である2020年の次世代コンピューティングをサービスコンセプトも含めて考える“LIFE-DESIGN部門”の2部門のデザイン。
(1) LIFEBOOK部門
富士通のノートPCシリーズ「LIFEBOOK」の2013年をターゲットとした新しいプロダクトデザインを募集。コンピューティング技術を用いたネットワークの操作が行えることを条件とした、理想の次世代コンピューティング機器のデザイン表現を求めたもの。
(2) LIFE -DESIGN部門
ネットワークにアクセスするコンピューティング技術を活かし、自宅内や外出時での使用など、あらゆる利用シーンを想定した、2020年の新しい生活スタイルのデザインを募集。暮らしをより豊かにする新たなサービスコンセプトと、それに基づく次世代コンピューティングを活用した暮らしを創造するデザイン表現を求めたもの。



応募期間: 2010年10月29日(金曜日)~2011年1月31日(月曜日)



コンペ結果は下記
http://jp.fujitsu.com/group/fdl/designaward2011/



(最優秀案を見るととてもかなわない。)



私は1)のライフデザイン部門に応募しようとした。



応募案は



タイトル
docodemo doctor service (docomoとドラえもんのパロディ)



応募画像1)
rendering of Wearing emagency_phone
手につけたレンダリング画像
と時計、エマージェンシーコール、血圧・心拍・体温、グラフ表示



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応募画像2)
Usage scenarios og docodemo doctor service
システム説明画像
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設計趣旨



要介護高齢者や、病人を対象として、腕時計型のコミュニケーションデバイスを身につけることで、不安を抱えながら生活している独居高齢者や、入院中の患者が看護師やヘルパーに常時連絡できる体制をつくり、また各種センサーにより体の異常を検知し自動通報することで手おくれを防ぐ。

Targeting the Patients and the Handicapped elderly.
In the year 2020,Aged society in the midst.
By wearing this wristwatch-type communication device,The  patients and elderly who is living alone with facing fears,
It can build a system that can contact Doctors,Nurses and Helpers at any times.
The various sensors detects abnormal body and report it automatically to prevent too late.



このデバイスは、常時は腕時計として使うことができ、街中で装着していても違和感がないが、防水で血圧・心拍・体温と加速度センサーを搭載し、身につけている人の体の調子や異常を検知し、ヘルパーやナースに通報する事ができる。また、患者や高齢者がみずから連絡をとる為のコミュニケーション機能も備えている。操作は基本的にボタン兼用のトラックボールだけで操作でき、シンプルで機械に詳しくないひとも間違いなく操作できるよう考えられている。意識がない場合のIDタグを兼用する。



This device can be used as a watch daily.
Even on the street wearing this device, other people feel no discomfort.
This device function blood pressure, heart rate, body temperature,GPS and acceleration sensor with a waterproof to detect the physical condition and abnormal.And to wear this device will allow it to report to the Doctorss,nurses and helpers.
Also has the ability to communicate the patients and the elderly themselves. The Only one  trackball can be operated that can be considered a person unfamiliar with the machine operation simple,.
This device is for those who have no sense acts as a tag ID.



説明用動画



http://www.youtube.com/watch?v=rUFqf1YPTFI





全景夕景

途中段階ですが、空気遠近法と雲付け加えてみました。



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2011年6月7日火曜日

写楽展

上野の国立博物館で開催されている写楽展に行ってきた。



本館正面 どこかで見たことあると思ったら 映画GANZで千手観音と戦う場所?



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写楽展は平成館で開催



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壁面のポスター



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図録 買うつもりなかったが観終わったらどうしてもほしくなった。



10ヶ月の活動期間の後姿を消した幻の絵師



活動期間を4期に分けて展示している、わずか10ヶ月の間にそんなに画布が変わるものかと思っていたが、観れば歴然だった。



1期は誰でも知ってる大首絵(図録の拍子になっている首から上だけを描いた浮世絵)で、その後は全身が描かれている画法に変わっている。1期の大首絵は背景が統一されてグレーに彩色されているが、2期以降は余白として残している。3期にはその余白に背景が描かれるようになる。4期ははっきり言って手抜きだ。



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敷地内の案内ポスター



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2011年6月4日土曜日

大阪出張

6月3日金曜日 大阪に仕事で来ている。打ち合わせは金曜の午後だけだが、土日大阪の実家に泊まることにした。ブログの更新をiphoneだけでできるかを試してみる。 往路は羽田9時発のANA17便 伊丹着が10時5分 大阪駅までリムジンバスできて10時30分に大阪駅着。羽田駐機場



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飛行中



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伊丹空港着陸後



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時間が少しあるので、新装なったJR大阪駅を見学。



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時の広場の感想 少し殺風景 駅南北横断のための自由通路という位置づけだろうか?真中にオープンカフェが一つというのは寂しすぎ。広場ではなく、カフェのための空間では無いか?それと伊勢丹の外壁にもう少し工夫があってもいいのでは?



パノラマ写真はこちら silverlightが必要



http://photosynth.net/view.aspx?cid=2f3c0430-aa92-48f3-a1da-856977ac9980



昼食は大丸14階でフカヒレラーメンを食べた。1700円 1307174842026.jpg



東京の築紫楼と味が似てるので質問すると、関係無いとのこと。青冥というお店



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夕方仕事の後に時間つぶしに富国生命ビルエントランスのトラジャコーヒーでロイヤルミルクティ



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その後、阪急タワーに登る 15階スカイロビー



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24階の50人の建築展



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夕食は北新地の台湾料理 園石の鍋料理



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2011年6月3日金曜日

フランス国立図書館

Bibliothèque nationale de France



フランス国立図書館 設計はドミニクペロー氏 ミッテラン大統領の肝いりで推進された図書館計画。パリセーヌ川沿いの再開発地区に位置する。



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半地下の中庭を持つ閲覧室を中心に4隅にL字型の高層棟が配置されている。高層棟は下層が事務室で上層が書庫として計画されている。ガラスカーテンウォールの内側に開閉可能な木製のパネルが設置されていて、事務室で使うときは開き、書庫の場合は閉じて使う。このため、上の写真でわかるように下層のほうがパネルが開いており上層は閉じている。蔵書が増える事を加味して、書庫と事務室がフレキシブルに変更できるようになっている。



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高層棟から見下げた中庭



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高層棟内部 まだ未使用の部屋



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閲覧室内部



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閲覧室の空調吹き出し



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エントランスに設置された模型



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閲覧室へのエスカレータ



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